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英中銀ストレステスト、28日に結果公表 前回不合格のRBSに注目
2017年11月27日 / 01:13 / 17日前

英中銀ストレステスト、28日に結果公表 前回不合格のRBSに注目

[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は28日、国内主要7行を対象に行ったストレステスト(健全性審査)の結果を公表する。英政府が保有株を売却する計画を改めて示したロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)の結果が注目される。

 11月24日、イングランド銀行(英中央銀行)は28日に、国内主要7行を対象に行ったストレステスト(健全性審査)の結果を公表する。英政府が保有株を売却する計画を改めて示したロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の結果が注目される。写真はロンドンで2日撮影(2017年 ロイター/Toby Melville)

RBSは1年前のストレステストで不合格となり、資本不足を補うため、コスト削減や20億ポンド(26億6000万ドル)相当の資産売却を余儀なくされた。

コンサルタント会社KPMGのパートナー、ロブ・スミス氏は、RBSについて「2016年のテストと比べ健闘するだろうが、きわどい結果になる見込みだ。しかしながら、17年の資本基盤改善によるプラス効果が結果に反映されていないことに留意すべきだ」と指摘した。

ストレステストは、各行が経済危機に対応するのに十分強固なバランスシートを有しているかどうかを審査する。

RBSのほか、バークレイズ(BARC.L)、HSBCホールディングス(HSBA.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)、サンタンデール(英国)、スタンダード・チャータード(STAN.L)、ネーションワイド(POB_p.L)は、ポンド急落や大幅な成長鈍化、失業や不良債権の急増といった5年に及ぶ市場のショックを経ても救済を回避できる十分な資本を有していることを示す必要がある。

各行の資本基盤は金融危機前と比べてかなり強化されているものの、2019年の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)など銀行が直面する不透明要因を踏まえると、ストレステストの結果は銀行の配当支払い能力に影響する可能性があるとアナリストは指摘している。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは、不良債権処理などの進展状況からRBSが再び不合格になるとはみていないという。

一方、同社はバークレイズについて、ハードルレートの高さなどから厳しい結果に直面する可能性があるとの見方を示した。

また市場は、今回初めてとなる7年にわたる情勢変化への対応能力の審査結果がどの程度詳しく発表されるかにも注目している。

KPMGのスミス氏は来年のストレステストにハードブレグジット(強硬離脱)の可能性が含まれるかも注目点だと指摘した。

ストレステストの結果は28日0700GMT(日本時間同日午後4時)に発表され、その後、カーニー総裁の記者会見が行われる。

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