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中国成長率1%ポイント鈍化なら、英成長率約0.1%押し下げ=英中銀
2016年3月18日 / 14:22 / 2年後

中国成長率1%ポイント鈍化なら、英成長率約0.1%押し下げ=英中銀

[ロンドン 18日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は18日、中国経済が急速に減速すれば、共通の貿易相手国を通した影響のほか、金融部門への影響を通して、英経済も影響を受けるとする報告書を公表した。

Chinese and British flags fly in London's Chinatown, Britain October 19, 2015. Chinese President Xi Jinping arrives in Britain on Monday for a state visit at the invitation of Queen Elizabeth II, the first state visit to the United Kingdom by a Chinese leader since 2005. REUTERS/Suzanne Plunkett - RTS544V

英中銀は、中国の経済成長率が向こう数四半期で6%から5%に鈍化すれば、英国の成長率は約0.1%ポイント押し下げられると試算。ユーロ圏経済が同程度減速した場合の影響と比べると3分の1程度だが、中国経済が減速した場合の影響は1990年時点と比べると4倍となっている。

英国の対中輸出は全体の4%以下だが、英国の主要貿易相手国の米国とユーロ圏の対中輸出の割合はそれぞれ約10%となっている。このため、英国は間接的に影響を受ける可能性があると英中銀は指摘。さらに、英中の金融上のつながりを通して「かなりの」影響を受ける恐れがあるとの見方を示した。

英国の銀行の中国本土の銀行に対するエクスポージャーは海外事業全体の1.6%に過ぎないが、香港を含めると16%に跳ね上がる。

英中銀はこのほか、中国の景気減速により世界経済全体の見通しに対する不透明感が増大し、市場心理や資産価格に影響が出る恐れがあると指摘。「中国の成長見通しをめぐり予想外のことが起きれば、世界的な市場心理(の悪化)とリスク回避の動きにより、英国をはじめとする各国は大きな影響を受ける」とした。

また、中国経済が減速すれば商品(コモディティ)価格が低下し、英経済の恩恵になると予想。ただ、このところの商品価格の下落による英経済成長率の押し上げ効果はまだ顕在化していないとした。

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