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米ボーイング、737MAX新型機が初飛行 23年就航へ安全確認

 米航空機大手ボーイングは6月18日、新型旅客機「737MAX10」が初飛行したと発表した。2023年の就航に向け、今後数カ月をかけて試験や安全性の確認を行う。2020年1月、ワシントン州で撮影(2021年 ロイター/Lindsey Wasson)

[レントン(米ワシントン州) 18日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは18日、新型旅客機「737MAX10」が初飛行したと発表した。2023年の就航に向け、今後数カ月をかけて試験や安全性の確認を行う。

シアトル近郊のレントン市営空港を離陸後、約2時間半にわたり州内を飛行し、現地時間午後0時38分に同空港へ帰還した。

ボーイングが、737MAXの2度の墜落事故による20カ月間の運航停止と、新型コロナウイルス感染拡大による危機を乗り越えようとしている中、初飛行は控えめに行われた。

737MAX10は230人乗りで、自社の「737MAX9」(178─220人乗り)と、ナローボディー(狭胴)機市場で最上位を占める欧州大手エアバスの「A321neo」(185─240人乗り)との差を縮めるために開発が進められた。

737MAX10の就航に当たり、ボーイングは、墜落事故を受けて強化された安全認証手続きを完了させる必要がある。中国では安全性の観点から737MAXの運航が引き続き禁止されている。

ボーイングは737MAXシリーズの設計と訓練を変更し、米国では昨年12月に運航が再開された。

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