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英政府、ボーイングにボンバルディアとの和解要請 国内雇用保護で
2017年9月12日 / 04:24 / 2ヶ月後

英政府、ボーイングにボンバルディアとの和解要請 国内雇用保護で

[ロンドン 12日 ロイター] - 英政府は11日、米航空大手ボーイングに対し、カナダのボンバルディアを相手取った申し立てを取り下げ、和解に向けて協議するよう求めたことを明らかにした。

ボンバルディアは北アイルランドで製造業部門最大の雇用主。メイ首相の保守党は、北アイルランドの地域政党である民主統一党(DUP)から閣外協力を得ることで下院の過半数を確保しており、ボーイングへの要請は同地域の雇用保護の狙いがある。

ボーイングは4月、ボンバルディアが政府の補助を受けているほか、原価を下回る不当に安い価格で旅客機「Cシリーズ」を米デルタ航空に販売したとして、商務省に調査を要請した。

英政府報道官は「各閣僚がボーイングやボンバルディア、米国およびカナダ政府と迅速かつ広範囲にわたって協議した。われわれの優先事項は、ボーイングが申し立てを取り下げボンバルディアと和解するよう促すことだ」と表明した。

また「これは商業上の問題だが、英政府はベルファストにおけるボンバルディアの事業と熟練労働者を守るため絶え間なく取り組んでいる」とした。

ボーイングは12日に声明を発表し、「競合他社が補助を受けていることでボーイングは打撃を被っており、今後も何年にもわたり打撃を受けるだろう。このような明確な不当廉売を踏まえると、状況を看過できなかった」と説明した。

その上で「世界貿易は誰もが同じルールに従って初めて機能する。この原則が最終的にカナダや英国、米国、そして航空機産業に最大の価値をもたらす」とした。

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