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米ボーイング、787納入を一時停止 胴体部分で追加解析

 2月23日、米連邦航空局(FAA)は、米航空機大手ボーイングが中型機「787ドリームライナー」の納入を一時停止したと発表した。写真はボーイングのロゴ。ニューヨーク州で2019年8月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は23日、米航空機大手ボーイングが中型機「787ドリームライナー」の納入を一時停止したと発表した。

ボーイングが機体の胴体部分について追加的な解析を行うためで、問題への対処が完了したとFAAが認めるまで納入が再開されることはない。

FAAは「ボーイングと協力し、最近納入された機体に必要になるかもしれない対策を判断する」としている。

ボーイングによると、認証記録を見直したところ787の前方圧力隔壁に関してサプライヤーによる解析ミスが見つかった。同社はFAAに通知するとともに、必要な解析と書類作成が完了するまで納入を一時停止した。

ミスが見つかったのはこの1週間以内で、「就航中の機体に安全性や飛行の面で差し迫った懸念はない」という。

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