[8日 ロイター] - 日本航空(JAL)は中距離路線の航空機置き換えを進める中、米ボーイングから「737MAX」を20機超発注する方向で合意に近づいていると複数の業界関係者が8日、明らかにした。
JALは新しい航空機の購入に向けた協議を行っていることを確認したが、それ以上のコメントは控えた。
この取引に関して先に伝えたブルームバーグの報道について、JALの広報担当者は、交渉中で詳細を提供することはできないとした。
ブルームバーグによると、JALが購入するのは737MAXの8型機と、やや大型の10型機の組み合わせになる見通し。またJALは欧州のエアバスとも協議しているという。
ボーイングは商業的な協議に関するコメントは控えるとした。 エアバスは顧客との協議についてコメントしないと述べた。
737MAXは単通路(ナローボディ)機。JALが購入すれば、ANAホールディングスに続く契約となる。
ANAは昨年7月、737─8型機の導入に向け最終購入契約を締結したと発表した。
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