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ボーイング、防衛部門で28億ドル損失計上 回復には時間も

[26日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは26日、業績不振の防衛・宇宙・安全保障部門で28億ドルの損失を計上した。計上したのは大統領専用機「エアフォースワン」や給油タンカー事業などに関わる損失。

米航空機大手ボーイングは26日、業績不振に陥っている防衛・宇宙・安全保障部門で28億ドルの損失を計上した。7月撮影(2022年 ロイター/Matthew Childs)

回復には予想以上の時間がかかるとの見方を示した。

ボーイングは労働力不足と供給制約でジェット旅客機の増産にも苦戦しているが、2022年通期決算の黒字予想を据え置いた。

同時発表した22年第3・四半期決算の調整後1株当たり損益は6.18ドルの赤字となり、赤字額は前年同期の0.60ドルから拡大した。売上高は4%増の159億6000万ドル。

カルフーン最高経営責任者(CEO)は従業員へのメッセージで「防衛事業の固定価格制の開発プログラムの損失で当社の売上高と損益は著しい影響を受けた。製造と供給網の推計コストが上昇したのが重しとなった」と説明した。

ブライアン・ウエスト最高財務責任者(CFO)は電話会議で「回復への道のりには予想より若干の時間がかかる。厳しいマクロ環境が背景だ」と発言。

民間航空機部門では、主力の小型旅客機「737MAX」を第3・四半期に86機引き渡し、月に30機弱のペースだった。22年納入目標の「400機台前半」の達成には、第4・四半期に月44機程度の納入が必要となる。同社は今年の737MAXの納入機数の予想を下方修正した。

旅客機の需要は引き続き堅調なものの、供給網の制約が引き続き航空業界の課題になっていると指摘。

生産拡大のため今年既に1万人超を増員し、生産性改善に向けた研修や開発に投資していると説明した。

ボーイングの株価は日中の高値から一時約12%下落。約9%安で取引を終えた。

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