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米経済、第3四半期にテクニカルリセッション入り=BofA

 3月7日、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のモイニハンCEO(写真)は、米経済は2023年第3・四半期にテクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)に突入するとの見通しを示した。写真はワシントンで2022年9月撮影(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[シドニー 7日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は7日、米経済は2023年第3・四半期にテクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)に突入するとの見通しを示した。

一方、リセッションは深刻ではないだろうとし、24年第2・四半期に金利が低下し始めると予想した。

オーストラリアのシドニーで開催されたAFRビジネスサミットで述べた。

BofAは、消費者部門が良好な状態にある中、企業の減速に伴い3四半期にわたってマイナス成長が続くと予想しているという。

モイニハン氏は「基本予測では、米国経済の景気後退は23年第3・四半期に始まり、第4四半期および24年第1・四半期にかけて発生すると考えている」と指摘。四半期ごとの縮小率は0.5─1%になると予測していると明らかにした。

その上で「多くの人がそれほど実感できないスローダウンになると思う。深刻な縮小というより、テクニカルリセッションになるだろう」と述べた。

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