[16日 ロイター] - 米銀行大手バンク・オブ・アメリカは、投資銀行部門の人員削減を検討している。ブルームバーグが16日に報じた。
関係筋の発言として伝えたところでは、削減数はまだ検討中で、世界で200人弱が影響を受ける可能性があるという。
同行は報道へのコメントを控えた。
米金融業界では2021年に記録的な活動が見られたが、昨年は資本市場の動揺や地政学上の緊張、リスク回避地合いの高まりからM&A(企業の買収・合併)や新規株式公開(IPO)が急減。ロイターの試算によると、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの国際銀行は、投資銀行部門で利益が圧迫され、大規模な人員削減を行っている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」