October 10, 2019 / 1:59 AM / 11 days ago

LIBORの公表停止はアジア諸国にも影響=雨宮日銀副総裁

 10月10日、雨宮正佳日銀副総裁(写真)は、都内で行った「アジアの資本市場の発展:その役割と課題」と題する講演で、ロンドンの銀行間取引金利(LIBOR)の公表が停止される可能性が高まっていることについて「世界で最も利用されている金利指標であり、公表停止した場合の影響はアジア諸国にも及ぶ」と述べ、関係機関の対応を求めた。7月に都内で撮影l(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - 雨宮正佳日銀副総裁は10日、都内で行った「アジアの資本市場の発展:その役割と課題」と題する講演で、ロンドンの銀行間取引金利(LIBOR)の公表が停止される可能性が高まっていることについて「世界で最も利用されている金利指標であり、公表停止した場合の影響はアジア諸国にも及ぶ」と述べ、関係機関の対応を求めた。

英金融行動監視機構(FCA)は2017年7月、「2021年末以降、LIBORの存続を保証しない」と表明している。

雨宮副総裁は「LIBORの恒久的な公表停止という、グローバル金融史上のビッグイベントが刻一刻と迫ってきている」と指摘。「幅広い主体が、代替金利指標への円滑な移行という共通の目的に向かって必要なアクションを起こしていかなければならない」と語った。

また、アジア資本市場の発展に向け、重要なこととして、1)台頭する中間所得層をアジアの経済成長のファイナンスに活かしていく、2)金融システムをより一層強化するために、国内債券市場の更なる育成を図り、アジア企業の資金調達手段の多様化・分散化を進める、3)レポ取引を含む短期金融市場や国内債券市場の機能度・流動性の改善に向けた取り組み強化による金融政策の実効性の向上──の3点を挙げた。

志田義寧

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below