March 1, 2018 / 9:00 AM / 7 months ago

債券市場の機能度DI、2月調査は‐44 低水準続く=日銀

[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日公表した「債券市場サーベイ」の2月調査によると、債券市場の使いやすさを示す機能度判断DIはマイナス44となり、過去最低だった前回の昨年11月調査のマイナス50から改善した。

ただ、引き続き大幅なマイナス圏内にあり、日銀では「多くの市場参加者が機能度に対して厳しくみている状況に変わりはない」(金融市場局幹部)としている。

前回調査以降の債券市場では、年明けから米国の長期金利上昇などを受けて日本の長期金利にも上昇圧力がかかる展開となり、日銀は長期金利を目標のゼロ%程度に抑制するため、2月2日に「残存5年超10年以下」の国債を対象に指し値オペと買い入れ増額に踏み切った。

こうした金利変動が上昇局面で機関投資家の債券需要を強めるなど、機能度改善に寄与した可能性がある。

一方、3カ月前と比べた機能度の変化はマイナス7となり、前回調査から横ばいだった。2016年1月のマイナス金利政策の導入で大幅に悪化したが、同年9月のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策導入以降はマイナス圏で緩やかな改善基調にある。

また、今回から調査対象先に生命保険会社や損害保険会社、投資信託委託会社などの大手機関投資家24社を加えた結果も公表した。

それによると、債券市場の機能度判断DIは、現状がマイナス46、3カ月前と比べた変化がマイナス8となり、いずれも日銀のオペ先(45社)を対象とした従来ベースよりやや低い結果となった。

調査は2月5日から13日にかけて行われた。

伊藤純夫

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