September 2, 2019 / 9:05 AM / 20 days ago

債券市場の機能度DI、8月調査は-38に小幅悪化=日銀

 9月2日、日銀が2日発表した「債券市場サーベイ」の8月調査によると、債券市場の機能度に対する市場参加者の見方を示す機能度判断DIはマイナス38となり、前回5月調査から2ポイント悪化した。写真はシンガポールで2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した「債券市場サーベイ」の8月調査によると、債券市場の機能度に対する市場参加者の見方を示す機能度判断DIはマイナス38となり、前回5月調査から2ポイント悪化した。3カ月前と比べた変化もマイナス15と、前回から10ポイント悪化した。

日銀は調査結果について「市場参加者の多くは厳しい見方を維持している」(金融市場局)と総括した。

調査は8月5日から9日にかけて、日銀の国債売買オペ先や大手機関投資家など67社を対象に行われた。

機能度判断DIは機能度が「高い」と答えた割合から「低い」と答えた割合を差し引いた数字で、マイナスの数字が大きければ大きいほど市場機能が低下していると判断している市場参加者が多いことを意味する。

8月調査は「高い」との回答が1%(1社)にとどまった一方で、「低い」との回答は39%(26社)にのぼった。残りは「さほど高くない」で60%(40社)だった。

各論をみると、ビッド・アスク・スプレッドの現状判断DI(「タイトである」─「ワイドである」)はプラス6からマイナス2に、3カ月前と比べた変化(「縮小した」─「拡大した」)もプラス3からマイナス15に、それぞれワイド方向に変化した。

調査期間の8月5日から9日にかけては長期金利に低下圧力がかかり、6日には長短金利操作付き量的・質的金融緩和の下限として意識されているマイナス0.2%を割り込み、9日にはマイナス0.225%まで低下した。

こうした状況もあり、長期金利(新発10年国債利回り)の先行き見通しの中央値は、2020年度末がマイナス0.05%(前回0.10%)、21年度末が0.00%(同0.19%)と、それぞれ下方修正されている。

志田義寧

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