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日銀、CBDCで中間整理 インフラ部分の費用負担を検討課題に

 5月13日、日銀は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を巡るこれまでの取り組みや官民協議会の議論をまとめた「中間整理」を公表し、CBDC発行時のインフラの費用負担のあり方などを検討課題に挙げた。写真は都内で2015年5月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai )

[東京 13日 ロイター] - 日銀は13日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を巡るこれまでの取り組みや官民協議会の議論をまとめた「中間整理」を公表し、CBDC発行時のインフラの費用負担のあり方などを検討課題に挙げた。中間整理をもとに、より幅広い関係者と議論を深め、検討を本格化させたい考え。

中間整理では、CBDCの発行や流通を支える基礎的部分の運営費用を賄う方法は「具体的な制度や商品設計に応じて検討すべきだ」とする一方、海外の議論などを踏まえれば、受益者負担、仲介機関による負担、公的負担などさまざま選択肢があるとした。

その上で、連絡協議会では「CBDCが公的なインフラとしての役割を担うことなどを踏まえれば、公的負担を中心に検討していくことが妥当ではないか」との意見が聞かれたことを紹介した。

中間整理では、利用者と日銀の間でCBDCをやり取りする仲介機関として「銀行などは、仲介機関となりうる有力な業態」とした。ただCBDCの受け払いの対価にはさまざまな資産が考えられるとして、「ユーザーが自らの仲介機関に預金口座を有していることを条件とする必要は必ずしもない」と指摘。銀行ではない資金移動業者などを仲介機関とするかどうかも今後の議論の対象だとした。

(和田崇彦)

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