August 10, 2018 / 1:51 AM / 2 months ago

企業物価、7月は前年比+3.1% 猛暑や豪雨の影響も=日銀

[東京 10日 ロイター] - 日銀が10日発表した7月の企業物価指数(速報)によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比3.1%の上昇となった。プラスは19カ月連続。ロイターがまとめた民間予測(2.9%の上昇)を上回った。原油高に加え、猛暑や西日本豪雨の影響で農産物の供給が減少し、指数を押し上げた。前月比は0.5%の上昇だった。

 8月10日、日銀が発表した7月の企業物価指数(速報)によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比3.1%の上昇となった。プラスは19カ月連続。写真は横浜の石油精製施設。昨年2月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

前年比で見た内訳は、「石油・石炭製品」が26.6%上昇と2017年3月以来の伸びを記録した。「非鉄金属」も5.1%の上昇だったが、足元の伸びは鈍化した。米中貿易摩擦で、中国経済の減速懸念が浮上し、銅などの消費が落ち込むとの見方が出ているためだ。

猛暑の影響では、豚が育ちにくかったことから豚肉の価格が上昇。また、西日本豪雨で一部の食肉処理場が浸水したほか、物流網にも影響を与え、指数を押し上げる結果となった。

公表744品目のうち、前年比で406品目が上昇、260品目が下落した。上昇と下落の差は146品目で、前月確報から2品目減った。

日銀調査統計局では「原油価格の方向感が見定めにくいことに加え、米中摩擦の影響も読みにくい」(幹部)とし、今後の動向を注視する考えだ。

梅川崇

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