July 3, 2014 / 4:52 AM / 4 years ago

家計の景況感が悪化、先行きは改善見通し=6月日銀生活意識アンケート

[東京 3日 ロイター] - 日銀が3日発表した6月の「生活意識に関するアンケート調査」(第58回)によると、景気が「良くなった」との回答から「悪くなった」との回答を引いた景況感DIがマイナス10となり、前回3月調査から悪化した。

 7月3日、日銀が発表した6月の「生活意識に関するアンケート調査」では、1年後の物価について「上がる」との回答が80.6%に上昇した。写真は都内のスーパーで1月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

暮らしに「ゆとりがなくなってきた」などの回答も増えており、4月の消費税率引き上げが家計の圧迫要因になっている可能性がある。

一方、先行きの景気見通しを示す1年後の景況感DIは改善している。  

景況感DIは前回調査に比べて3.6ポイント悪化のマイナス10.0となった。前回調査では3期ぶりに改善を示したが、再び悪化に転じた。

現在の暮らし向きについては「ゆとりが出てきた」との回答が3.9%に低下する一方、「ゆとりがなくなってきた」との回答が43.7%に上昇した結果、暮らし向き判断DIはマイナス39.8と前回調査から6.3ポイント悪化した。悪化は3四半期ぶりで、4月の消費税率引き上げの影響が出ている可能性がある。

一方、収入については、「増えた」との回答が9.2%と2007年3月調査の9.7%以来の水準に上昇。1年後については「増える」との見通しが8.3%に小幅低下したが、「減る」との回答が35.8%と2013年6月の過去最低の32.3%に次ぐ低水準になっている。景気も1年後の景況感DIはマイナス15.3と4四半期ぶりに改善している。

消費増税の影響を除いたベースでの物価に対する実感は、足元の物価上昇を反映し、1年前に比べて「上がった」との回答が71.3%(前回69.3%)となり、2008年12月の86.6%以来の水準に上昇。1年後についても「上がる」との見方が80.6%(同79.9%)に上昇した。5年後は小幅低下の82.4%(同82.9%)が上昇を見込んでいる。

また、想定する具体的な物価上昇率は1年後が平均でプラス4.2%(同プラス5.0%)、中央値がプラス3.0%(同プラス3.0%)。5年後が平均プラス3.5%(同プラス4.0%)、中央値プラス2.0%(同プラス2.0%)だった。

*内容を追加して再送します。

伊藤純夫 編集:吉瀬邦彦

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