November 28, 2018 / 8:50 AM / 12 days ago

日銀の18年度上期決算、2年連続で剰余金増加 円安やETF分配金増

 11月28日、日銀の2018年度上期決算では、最終利益に当たる当期剰余金が8279億円となり、上期としては2年連続での増加となった。昨年6月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 28日 ロイター] - 日銀が28日に発表した2018年度上期決算によると、最終利益に当たる当期剰余金が8279億円となり、上期としては2年連続での増加となった。期中の為替相場が円安で推移したことや、上場投資信託(ETF)の分配金が増加したことなどが要因。

ETFの含み益は7兆2045億円となり、過去最高を更新した。

大規模な金融緩和政策を継続するなかで、9月末の資産残高は、国債を中心に前年同期末比6.3%増の545兆6615億円に膨らんだ。上期としては11年連続の増加となる。このうち、国債は同6.0%増の462兆1375億円を占める。

国債の残高増により、国債の利息収入は6461億円となり、比較可能な2004年度以降で過去最高となった。

日銀は保有国債の会計上の取り扱いについて、額面を上回る価格で購入した国債の価格が満期時に額面と一致するよう毎年均等に利息調整を行い、実際の利息収入から差し引いている。この利息調整額はマイナス7695億円となった。

9月末時点で保有していたETFは時価ベースで28兆9636億円だった。18年3月末の24兆4845億円から18.3%増加した。含み益は7兆2045億円となり、過去最高を更新した。

全体の損益は、為替相場の円安を受けて外国為替関係損益が4096億円の黒字となり、前年同期の1288億円から黒字幅が拡大。ETFの増加などによって分配金も増加し、経常利益は1兆4717億円と前年同期の9610億円から大幅に増加した。自己資本比率は8.30%と前年度末の8.09%から上昇した。

清水律子

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