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需給ギャップの改善続く、リーマン前以来の3期連続プラス=日銀
2017年7月5日 / 05:20 / 5ヶ月後

需給ギャップの改善続く、リーマン前以来の3期連続プラス=日銀

[東京 5日 ロイター] - 日銀が5日発表した1─3月期の需給ギャップはプラス0.79%となった。プラスは3四半期連続で、リーマン・ショック前の2006年1─3月期から2008年4─6月期まで続いた10四半期連続以来となる。日本経済の需給は着実に改善している。

 7月5日、日銀が発表した1─3月期の需給ギャップはプラス0.79%となった。プラスは3四半期連続で、リーマン・ショック前の2006年1─3月期から2008年4─6月期まで続いた10四半期連続以来となる。日本経済の需給は着実に改善している。写真は都内で6月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

需給ギャップは日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差。国内総生産(GDP)から推計する内閣府に対し、日銀では、生産設備の稼働率や失業率・労働参加率などから試算している。

リーマンショック後の需給ギャップは、一時的にプラス圏に浮上する局面も見られたものの、長く供給過剰傾向で推移してきた。

この間、日本経済が回復に転じる中で、労働需給は引き締まりが進行している。昨年来の新興国を中心とした世界経済の持ち直しに伴って輸出や生産が増加し、設備稼働率も高まっている。

これらの要因を背景に需給ギャップは16年7─9月期に0.07%の需要超過に転換。その後も同10─12月期にプラス0.57%、17年1─3月期にプラス0.79%と需要超過幅も着実に拡大している。

先行きも改善基調が続く見通しだ。

日銀では、短観の生産・営業用設備判断と雇用人員判断を利用し、需給ギャップの擬似指数となる「短観加重平均DI(過剰─不足)」を作成している。それによると4─6月期はマイナス15.37と1─3月期から横ばいだが、7─9月期はマイナス18.12と不足超幅の拡大が見込まれている。

伊藤純夫

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