December 21, 2015 / 6:47 AM / 3 years ago

需給ギャップ、7─9月‐0.44% 生産1─3月にしっかり増加=日銀月報

 12月21日、日銀が公表した12月の金融経済月報によると、7─9月の需給ギャップはマイナス0.44%と2四半期連続のマイナスとなった。都内で昨年1月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 21日 ロイター] - 日銀が21日に公表した12月の金融経済月報によると、7─9月の需給ギャップはマイナス0.44%と2四半期連続のマイナスとなった。もっとも、労働需給の引き締まり傾向が続いており、4─6月のマイナス0.67%からは小幅改善した。

需給ギャップは日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差。国内総生産(GDP)から推計する内閣府に対し、日銀では、生産設備の稼働率や失業率・労働参加率などから試算している。

日銀試算の需給ギャップは今年1─3月期にプラス0.19%とプラス圏に浮上したものの、4─6月に中国をはじめとした新興国経済減速の影響などを受け、生産設備の稼働率の低下などを背景に再びマイナスに沈んだ。

ただ、需給ギャップの参考指標である短観の設備判断と雇用人員判断をもとにした「短観加重平均DI」(過剰─不足)は緩やかな改善基調が続いており、先行きの需給ギャップも改善が見込まれている。

<輸出、「持ち直し」に上方修正>

月報では、景気の現状について「輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けている」との判断を維持した。

ただ、輸出は、自動車関連の伸びを中心に9─11月の実質輸出が3カ月連続でプラスとなったことなどを背景に「一部に鈍さを残しつつも、持ち直している」に上方修正した。前月は「このところ横ばい圏内の動きとなっている」としていた。

生産については「横ばい圏内の動き」に判断を据え置いたが、先行きは在庫調整の進捗とともに、「緩やかに増加していく」と展望。10─12月に「緩やかな増加に転じる」見込みで、来年1─3月は「不確実性は大きいが、自動車関連を中心に、しっかりとした増加となる」とみている。

伊藤純夫 編集:内田慎一

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below