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家計の金融資産、9月末は初の2000兆円に肉薄 株高・円安で押し上げ

 12月20日、日銀が発表した7─9月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は9月末時点で1999.8兆円と2000兆円の大台に迫った。写真は円紙幣。2011年8月撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 20日 ロイター] - 日銀が20日に発表した7─9月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は9月末時点で1999.8兆円と2000兆円の大台に迫った。前年比では5.7%増。株高・円安で投資信託や保険・年金の残高が増え、過去最高を更新した。

家計の金融資産のうち、「現金・預金」は前年比3.7%増の1072兆円で歴代2位の高水準。このうち現金は102.8兆円で過去最高となった。

「株式等」は28.6%増の218兆円、「投資信託」は24.0%増の90兆円。「保険・年金・定型保証」は1.1%増の539兆円で、投信と保険等はいずれも過去最高だった。

企業の金融資産も8.3%増の1250兆円で過去最高。「現金・預金」が4.4%増の321兆円でこちらも過去最高となった。「株式等」は10.2%増の371兆円だった。「対外直接投資」は11.0%増の160兆円で過去最高。

日銀の国債保有は538兆円。残高に占める比率は44.1%で6月末と変わらなかった。前年比では0.7%減と、2009年3月以来のマイナス幅。前年膨らんだ国庫短期証券の発行一巡が影響している。海外の保有額は164兆円で、残高に占める比率は13.4%。保有額、比率ともに過去最高となった。

(和田崇彦 グラフ作成・編集:田中志保)

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