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緩和出口では保有国債利回りも上昇、収益心配ない=岩田日銀副総裁
May 18, 2017 / 4:27 AM / 7 months ago

緩和出口では保有国債利回りも上昇、収益心配ない=岩田日銀副総裁

[東京 18日 ロイター] - 日銀の岩田規久男副総裁は18日午前の参院財政金融委員会で、大規模な金融緩和からの出口における日銀収益の状況について、当座預金の付利引き上げによって支払い利息が増加する一方、当座預金残高を維持することで保有国債の利回りも上昇するとし、心配はないと語った。藤巻健史委員(維新)の質問に答えた。

 5月18日、日銀の岩田規久男副総裁(写真)は午前の参院財政金融委員会で、大規模な金融緩和からの出口における日銀収益の状況について、当座預金の付利引き上げによって支払い利息が増加する一方、当座預金残高を維持することで保有国債の利回りも上昇するとし、心配はないと語った。写真は都内で2013年6月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

岩田副総裁は、出口戦略に対する見解を問われて「具体的な方法は決まっていない」とし、日銀収益への影響についても「将来の経済・物価情勢のもとでの金利環境に加え、どのような手段を用いていくかによって変わる」と具体策への言及を避けた。

ただ、出口の際の手段について「付利金利を引き上げることが短期金利を引き上げる手段の1つになり得る」とし、その場合には「長期金利も相応に上昇すると考えられる」と指摘。

付利の引き上げによって金融機関に対する支払い利息が増加する一方、当座預金の残高を維持することで、満期を迎えた国債が新たな国債に入れ替わるため、「日銀の保有国債の利回りも次第に上昇する」と述べ、「ずっと保有国債の利回りが上がらないわけではない。心配はない」との見解を示した。

また、2016年度下期における当座預金の超過準備残高をもとに、仮に付利金利を1%引き上げた場合、支払い利息は1.5兆円程度になると語った。

伊藤純夫

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