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利回り曲線の低位安定が大事=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は26日の衆院財務金融委員会で、日銀が進めている金融政策の点検によってイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の枠組みを変えるつもりはないとあらためて表明した。写真は、2020年1月21日に会見する黒田総裁。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 26日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は26日の衆院財務金融委員会で、日銀が進めている金融政策の点検によってイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の枠組みを変えるつもりはないとあらためて表明した。その上で、長期金利について「新型コロナウイルス感染症が経済に打撃を与える中、イールドカーブ全体を低位安定させることが大事になっている。ゼロ%程度を上げていこうということではないことを理解してもらいたい」と述べた。

桜井周議員(立民)が、日銀はYCCの下、長期金利がゼロ%を中心にプラスマイナス0.2%程度のレンジで動くことを容認しているが、もう少し柔軟性を取り入れる必要はないのかと質問した。

<点検では物価上がってこなかったことも分析>

黒田総裁は、政策点検について、これまでの金融政策の効果や、十分に物価が上がってこなかったことなどを分析して議論すると述べた。今後の物価目標達成に向け、より効果的で持続可能な政策はどういうものかを議論し、3月の決定会合で明らかにすると語った。

上場投資信託(ETF)を高値で買うことを控えるのかという質問に対して、黒田総裁は「ETFの買い入れは市場の状況に応じて上下に変動し得るとしており、現在もめりはりのある柔軟な買い入れが行えている」と述べた。

杉山健太郎 編集:田中志保

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