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緩和出口の日銀財務などへの影響、今後検討したい=黒田総裁
2017年5月10日 / 03:09 / 6ヶ月前

緩和出口の日銀財務などへの影響、今後検討したい=黒田総裁

[東京 10日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は10日午前の衆院財務金融委員会で、金融緩和策からの出口政策に関し、出口の際に日銀財務に及ぼす影響などの公表を検討したいと語った。総裁はこれまで、物価2%目標に距離がある現状で出口に言及することは「時期尚早」と繰り返していた。

 5月10日、黒田東彦日銀総裁(写真)は午前の衆院財務金融委員会で、金融緩和策からの出口政策に関し、出口の際に日銀財務に及ぼす影響などの公表を検討したいと語った。写真は都内で昨年2月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

日銀が現在進めている大規模な金融緩和策の出口局面では、当座預金の超過準備に対する付利の引き上げなどによって、日銀の収益が大きく減少し、債務超過に陥る可能性などが懸念されている。

総裁は出口について「出口の際に実際に収益がどうなるかは、将来の経済・物価・金利環境に加え、どのような手段でやっていくかにもよる」とし、具体的なシミュレーションを示すことは「議論を混乱させるおそれがあり、慎重に検討したい」と語った。

そのうえで「金融政策が日銀の財務面に及ぼす影響を含め、わかりやすく説明していくことは非常に重要」と述べ、公表を「今後、検討していきたい」と語った。

伊藤純夫 編集:吉瀬邦彦

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