April 12, 2018 / 12:51 AM / 7 months ago

景気は緩やかに拡大、物価は2%へ上昇率高める=黒田日銀総裁

 4月12日、日銀の黒田東彦総裁は、本店で開かれている支店長会議であいさつし、景気の先行きは緩やかな拡大を続けるとし、消費者物価も2%に向けて上昇率を高めていくとの見通しをあらためて示した。写真は9日に会見する同総裁(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 12日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は12日、本店で開かれている支店長会議であいさつし、景気の先行きは緩やかな拡大を続けるとし、消費者物価も2%に向けて上昇率を高めていくとの見通しをあらためて示した。

総裁は景気について「所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、緩やかに拡大している」とし、先行きも「緩やかな拡大を続けると考えられる」と語った。

物価面では、足元の消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は「1%程度となっている」と述べ、先行きは「マクロ的な需給ギャップの改善や中長期的な予想物価上昇率の高まりなどを背景に、プラス幅の拡大基調を続け、2%に向けて上昇率を高めていくと考えられる」との見方を示した。

また、日本の金融システムは「安定性を維持している」と指摘。金融環境は「極めて緩和した状態にある」との認識を示した。

金融政策運営は、2%の物価目標実現のため、現在の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的緩和を「必要な時点まで継続」し、物価上昇の勢い(モメンタム)を維持するため「必要な政策調整を行う」との姿勢を表明した。

伊藤純夫

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