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景気は緩やかな拡大続ける、物価2%へ上昇率高める=黒田日銀総裁

 7月9日、日銀の黒田東彦総裁は、本店で開かれている支店長会議であいさつし、景気は先行き緩やかな拡大を続けるとし、消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)は2%に向けて上昇率を高めていくとの見通しを示した。写真は6月に会見する同総裁。東京で撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 9日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は9日、本店で開かれている支店長会議であいさつし、景気は先行き緩やかな拡大を続けるとし、消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)は2%に向けて上昇率を高めていくとの見通しを示した。

総裁は景気について「所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、緩やかに拡大している」とし、先行きも「緩やかな拡大を続けると考えられる」と語った。

物価面では、足元のコアCPIの前年比は「ゼロ%台後半となっている」と述べ、先行きは「マクロ的な需給ギャップの改善や中長期的な予想物価上昇率の高まりなどを背景に、プラス幅の拡大基調を続け、2%に向けて上昇率を高めていくと考えられる」との見方を示した。

また、日本の金融システムは「安定性を維持している」と指摘。金融環境は「極めて緩和した状態にある」との認識を示した。

金融政策運営は、2%の物価目標実現を目指し、現在の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的緩和を「必要な時点まで」継続し、今後も物価目標に向けたモメンタム(勢い)を維持するため「必要な政策の調整を行う」とした。

伊藤純夫

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