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金融緩和の実現、長期金利のリスクプレミアム安定が前提=日銀総裁

 4月7日、日銀の黒田東彦総裁(写真)は、参院決算委員会で「金融緩和が実現するには、長期金利にかかるリスクプレミアムがある程度安定していることが前提になる」と語った。写真は都内で2018年2月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 7日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は7日、参院決算委員会で「金融緩和が実現するには、長期金利にかかるリスクプレミアムがある程度安定していることが前提になる」と語った。その上で「中長期的な財政健全化について市場の信認が維持されているもとで、長期金利のリスクプレミアムがある程度安定していることを背景に、日銀が大量に国債を買い入れて長期金利をゼロ%程度に低位にとどめている」と述べた。西田昌司委員(自由民主党・国民の声)の質問に答えた。

西田委員は、日銀が2%の物価目標を掲げていることで「金利も2%程度になっていくのではないか」と質問した。黒田総裁は、経済・物価情勢の改善に伴って実質成長率や物価上昇率の見通しが高まれば、理論的には長期金利に上昇圧力が高まると指摘。しかし、足元では物価目標の実現を目指して国債の大量購入を実施しており「経済・物価情勢の改善に伴って生じる金利上昇圧力を抑制して、金融緩和効果をもたらしている」と説明した。

和田崇彦

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