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銀行・信金9月の貸出平残は+6.4%で伸び一服、大企業で返済の動き

 10月12日、日銀が発表した9月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比6.4%増。過去最高の伸び率となった前月の同6.7​%増から伸びが鈍化した。写真は2011年8月、都内で撮影(2020年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 12日 ロイター] - 日銀が12日に発表した9月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比6.4%増。過去最高の伸び率となった前月の同6.7%増から伸びが鈍化した。大企業で資金需要が一服し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不透明感から予防的に調達していた資金を返済する動きが一部で出ているという。ただ、中小・零細企業向けの無利子・無担保融資は伸びが継続しており、銀行・信金計の伸び率は依然高水準。

速報ベースで銀行・信金計の貸出平残の伸び率が縮小するのは6カ月ぶり。内訳では、都銀等の貸出平残が7.3%増と前月の8.0%増から伸びが鈍化。地銀・第二地銀も5.3%増と、前月の5.4%増から伸びが一服した。一方、信金は7.8%増となり、過去最高の伸び率となった。

貸出平残は銀行・信金計で573兆7378億円、地銀・第二地銀で266兆0576億円、信金で75兆0197億円でいずれも過去最高となった。

日銀の担当者は、大企業の一部でコロナ対応で借り入れた資金を返済する動きが出ていることについて「予防的にかなり多めの借り入れをした部分について、ある程度春先に見込んでいたよりは不確実性が低下したことから返済しているとみられる」と指摘。ただ感染症が再拡大すれば状況も変わるため「抜本的に外部環境が変わったとはみていない」としている。

9月の預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態計で前年比9.0%増の793兆3629億円。伸び率、平残ともに過去最高。

*内容を追加して再送します。

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