April 12, 2018 / 2:36 AM / 8 days ago

金利調整、物価モメンタムや経済情勢など総合判断=前田日銀理事

[東京 12日 ロイター] - 日銀の前田栄治理事は12日午前の参院財政金融委員会で、現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の調整について、物価のモメンタム(勢い)に加え、経済・金融情勢などを総合的に判断すると語った。古川俊治委員(自民)への答弁。

 4月12日、日銀の前田栄治理事は午前の参院財政金融委員会で、現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の調整について、物価のモメンタム(勢い)に加え、経済・金融情勢などを総合的に判断すると語った。写真は都内にある日銀本店前で2016年3月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策の枠組は、YCCと消費者物価が2%を超えるまでマネタリー・ベースを拡大するとしたオーバーシュート型コミットメントの2つの要素で構成されているとし、両者は「若干性格が違う」と説明した。

現行、短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導しているYCCは、物価が2%に達する前でも金利調整が可能な仕組みだが、その運営・調整については「物価のモメンタムに加え、景気の足取り、金融市場、金融機関を巡る状況などを踏まえて総合的に判断していく」と指摘。将来的な調整の可能性については「その時々の情勢」と述べるにとどめた。

現在は「2%の物価安定目標の実現までになお距離がある」とし、「強力な金融緩和を粘り強く進めていくことが必要だ」とあらためて表明。

これまでの大規模緩和によって、賃金・物価は着実に上がり、予想物価上昇率もひところの弱含みの局面を脱したとの認識を示し、物価は2%に向けた道筋を「着実に歩んでいる」と評価した。

伊藤純夫

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