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日銀当座預金、マイナス金利21兆円に ゼロ%拡大やMRF除外で

 5月16日、日銀が公表した4月の準備預金積み期間における適用金利別の当座預金残高(平均)によると、マイナス金利(現行0.1%)の適用残高は21兆2300億円となった。写真は都内の日銀本店、3月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino/File Photo)

[東京 16日 ロイター] - 日銀が16日に公表した4月の準備預金積み期間における適用金利別の当座預金残高(平均)によると、マイナス金利(現行0.1%)の適用残高は21兆2300億円となった。

ゼロ%金利の適用を上乗せしたことや、マネー・リザーブ・ファンド(MRF)を対象から除外したことなどを要因に、3月の29兆7240億円から大きく減少した。

4月の当座預金残高は275兆8300億円と3月の266兆7030億円から増加する一方、マイナス金利の適用残高は21兆2300億円となり、3月の29兆7240億円から大きく減少した。

背景には、日銀が4月の積み期間から、ゼロ%金利適用の上乗せ額を拡大したことや、3月の金融政策決定会合で決めたMRFをマイナス金利の適用対象外とする措置を開始したことなどがある。

この結果、4月のゼロ金利適用残高は45兆2320億円となり、3月の26兆9410億円から大きく増加。うちMRFの残高は7兆4760億円となった。

マイナス金利の適用残高を業態別にみると、最大はゆうちょ銀行や大手信用金庫などが対象の「その他の準備預金制度適用先」で11兆1580億円。3月に11兆5000億円程度と最大だった信託銀行は6兆5070億円に減少した。また、都銀は3月に2兆1000億円程度だったが、4月にはゼロとなった。

日銀は、マイナス金利導入にあたり、当座預金残高を1)2015年の平均残高である「基礎残高」、2)所要準備額と貸出支援制度などの利用額に基礎残高の一定割合となるマクロ加算額を加えた「マクロ加算残高」、3)当座預金残高から上記2つの残高を除いた「政策金利残高」の3階層に分類。それぞれにプラス0.1%、ゼロ%、マイナス0.1%の金利を適用している。

伊藤純夫

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