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資産購入、市場の不安定化時に大規模買い入れが効果的=日銀政策点検

 3月19日、日銀は公表した政策点検の結果で、ETF(上場投資信託)とJ━REIT(不動産投資信託)の購入について、金融市場が大きく不安定化した場合に大規模な買い入れを行うことが効果的だ、との見解を示した。写真は日銀本店。都内で2016年3月撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 19日 ロイター] - 日銀は19日公表した政策点検の結果で、ETF(上場投資信託)とJ━REIT(不動産投資信託)の購入について、金融市場が大きく不安定化した場合に大規模な買い入れを行うことが効果的だ、との見解を示した。

ETFとJ━REITの購入は、リスクプレミアムに働きかけることを通じて市場の不安定な動きを抑制していると指摘。その効果は、市場の不安定性が強まるほど、また、買い入れの規模が大きいほど、高まる傾向があるとした。

日銀は従来から、資産買い入れについて、リスクプレミアムを抑制することで消費者心理や企業経営者のマインドに影響を与え、経済を活性化することで2%の物価目標を達成するためのツールだ、と説明してきた。

日銀は2016年9月、現行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入した。この枠組み自体は、新型コロナウイルス感染症の影響への対応も含めて「適切に機能している」と評価。一方、コロナの影響で経済・物価への下押し圧力がかかり、2%の「物価安定の目標」の実現には時間がかかることが予想されることから、より効果的で持続的な金融緩和を実施していくための点検を行うことにした。

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