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物価目標2%、維持すること必要=伊藤・米コロンビア大教授
2017年11月1日 / 07:18 / 17日後

物価目標2%、維持すること必要=伊藤・米コロンビア大教授

[東京 1日 ロイター] - 米コロンビア大学の伊藤隆敏教授は1日、物価目標2%の維持が重要との認識を示した。目標を変更すれば円高を招き、実体経済に悪影響が出かねないとの見方も示した。都内の講演で語った。

 11月1日、米コロンビア大学の伊藤隆敏教授は、物価目標2%の維持が重要との認識を示した。目標を変更すれば円高を招き、実体経済に悪影響が出かねないとの見方も示した。写真は都内で2011年8月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

伊藤教授は、日銀の金融政策に関し、「(日銀のバランスシート状の)損失が心配だから早く出口、早くバランスシートを落とすというのは間違い」と指摘。「損失を小さくするにはゆっくりやるしかない。ゆっくりやれば日銀が債務超過になることはない」と語った。

伊藤氏は講演で「国債をどれだけ買うかの量については自由度が増した」と述べた。「80兆円をめどと言っているが、実質60兆を切り、50兆を切る状態」である現状を踏まえ、「いわゆるテーパリングがすでに日本では起きている。出口に向かう準備はできている」との認識も示した。

一方、「物価が1%以下で低迷しているようだと、なかなか出口に向かえないだろう」とし、物価目標2%については「必ず維持することが必要」との認識を示した。

さらに同氏は、かりに目標を変更した場合は「あきらめた瞬間に円高になり、景気が悪くなり、せっかくいい実体経済も悪くなる」と語った。

*内容を追加しました。

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