October 2, 2018 / 1:15 AM / 15 days ago

企業の物価見通し、1年後が+0.8%に鈍化 インフレ期待は足踏み=日銀短観

[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)における「企業の物価見通し」によると、企業が想定する消費者物価(CPI)の前年比上昇率は、平均で1年後が0.8%上昇となり、前回6月調査の0.9%上昇からプラス幅が小幅縮小した。

 10月2日、日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)における「企業の物価見通し」によると、企業が想定する消費者物価(CPI)の前年比上昇率は、平均で1年後が0.8%上昇となり、前回6月調査の0.9%上昇からプラス幅が小幅縮小した。写真は都内のオフィスビル。2015年7月に撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

1年後のCPI見通しが前回調査に比べて鈍化するのは2017年9月調査以来、1年ぶり。3、5年後はともに同1.1%上昇と横ばい。3年後は6カ月連続、5年後は8カ月連続で同水準となっており、インフレ期待は全般的に足踏み状態が続いている。

日銀では、インフレ期待について「足元は横ばい圏内で推移している」ものの、先行きは「上昇傾向をたどり、2%に向けて次第に収れんしていく」とみているが、現段階で上昇の兆しはうかがえない。

一方、同時に公表した各企業の主要な製品・サービスの販売価格見通しは、現在と比べて平均で1年後が0.8%上昇、3年後が1.3%上昇となり、前回からそれぞれ0.1%ポイント上昇幅が拡大した。

1日公表の9月短観における販売価格判断DI(上昇─下落)は大企業でプラス7となり、前回調査から2ポイント上昇超幅が拡大した。原材料価格や人件費の上昇を転嫁する動きもみられており、今回の販売価格見通しの伸び拡大はそれと整合的な動きといえる。

販売価格見通しの5年後は1.5%上昇と横ばいだった。

伊藤純夫

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