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日本のCBDC発行の判断、2026年くらいにはできている=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は28日の衆院予算委員会で、日本で中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行できるかどうか、2026年くらいには判断できているとの見解を示した。中谷一馬委員(立民)の質問に対する答弁。都内で2020年1月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 28日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は28日の衆院予算委員会で、日本で中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行できるかどうか、2026年くらいには判断できているとの見解を示した。中谷一馬委員(立民)の質問に対する答弁。

中谷委員は、欧州中央銀行(ECB)の「デジタルユーロ」は最短で2026年にも発行される可能性があると指摘。日本でも少なくとも2026年くらいには能否の判断はできているという理解でいいかと質問した。黒田総裁は「個人的にはそう思っている」と述べた。

黒田総裁は、CBDCの発行を決めたわけではないものの、求められる機能・特性を技術的に実現できるかどうか実証実験を段階的・計画的に実施していると述べ、制度設計面の検討もそろそろ始めようと考えていると語った。

発行に向けては、政府・民間事業者と議論を尽くすとともに、国民の十分な理解が得ることが不可欠だと指摘。さらにCBDCの国際標準に関する議論の動向も注視していく必要があると語った。これらを見極めたうえで「何年後とは言えないが、ある時点で決断する必要がある」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)は今月20日に公表したCBDCに関する審議文書で、デジタル通貨「デジタルドル」を開発すれば、決済技術の発展とともに決済スピードが上がり家計に安全な選択肢を提供できるが、金融安定を巡るリスクやプライバシーに関する懸念も出てくるとの見解を示していた。

(杉山健太郎)

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