[ロンドン/モントリオール/パリ 24日 ロイター] - カナダの重工大手ボンバルディアが鉄道事業の統合に向け、日立製作所や仏アルストムに接触したことが、複数の関係者の証言で明らかになった。
ある関係者は、ボンバルディアがアルストムと引き続き活発に協議を行う中、日立との事業統合も選択肢に残していると指摘。一方、当初検討されていた独シーメンスや中国企業との案件は見込みがないという。
ボンバルディア、日立、アルストムはいずれもコメントを控えた。
仏ルメール経済相は23日、世界の鉄道産業の統合が「今後数年」で起きるだろうと発言。市場では、アルストムとボンバルティアが鉄道事業を統合するのではないかとの観測が浮上した。
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