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米高利回り債のデフォルト率、24年に10%超まで上昇へ=ドイツ銀

[ロンドン 7日 ロイター] - ドイツ銀行は年次デフォルト研究報告を発表し、米国の高利回り債のデフォルト(債務不履行)率が来年までに5%に達し、2024年中に最大10.3%に上昇するとの予測を示した。米経済が来年末に景気後退(リセッション)に突入する想定に基づくという。

報告書によると、デフォルト率が極めて低い世界は終わりを迎えつつある可能性がある。米経済が来年に循環的なリセッションに入る公算が大きいとし、これに伴い「過去20年前後に続いてきたデフォルト沈静化傾向が反転するリスクが出てくる」と指摘した。ムーディーズとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がシングルBに格付けした高利回り債のデフォルト率は、昨年はいずれも2%未満で過去22年平均の約4%を下回っていた。

ドイツ銀の見通しでは、今年末の社債スプレッドは投資適格債と高利回り債ともにやや縮小。しかし来年末時点では高利回り債のスプレッドが850ベーシスポイント(bp)超、投資適格債スプレッドも210bp超まで拡大すると予測した。ICE BofA米社債指数によると、現在の投資適格債スプレッドは137bp、高利回り債は419bp。

ドイツ銀は「これから高利回り債はアンダーパフォームしていく」とし、市場の関心が金利水準からクレジットの質とデフォルトリスクに移行することを理由に挙げた。

欧州高利回り債については、来年末までにデフォルト率が3.8%、24年に6.6%まで高まると予想。その後25年までに2-4%に下がるとみている。

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