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米追加利下げ、「明確で説得力のある」論拠ない=ボストン連銀総裁

[2日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は2日、追加利下げに対する「明確で説得力のある」論拠はないとの考えを示した。

連邦準備理事会(FRB)は7月30─31日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00─2.25%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを決定したが、決定は8対2で、ローゼングレン総裁はカンザスシティー地区連銀のジョージ総裁とともに金利据え置きを主張し、反対票を投じていた。

ローゼングレン総裁は声明で「失業率は約50年ぶりの低水準にあり、インフレ率は2%の目標に向け上昇する公算が大きい。さらに、株価と企業レバレッジが過去最高水準近辺にあることを背景に金融安定を巡る懸念が幾分高まっている。こうした中、追加的な金融緩和に対する明確でかつ説得力のある論拠は現時点ではないと考えている」とした。

通商問題を巡る先行き不透明性のほか、トランプ米大統領が前日に発動を表明した対中追加関税措置などについては言及しなかった。

トランプ大統領は前日、3000億ドル相当の中国製品に対する10%の制裁関税を課すと9月1日に発動させると発表。これを受け、市場ではFRBは年内にあと2回の利下げ、来年も一段の利下げを実施するとの観測が高まった。

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