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メキシコ湾原油流出でBPに「重過失」認定、制裁金増大も

9月4日、米ルイジアナ州の連邦地裁は2010年4月に起きたメキシコ湾原油流出事故で、英石油大手BPに「重過失」があったと認定した。ロンドンで2011年10月撮影(2014年 ロイター/Toby Melville)

[ヒューストン/ニューヨーク 4日 ロイター] - 米ルイジアナ州の連邦地方裁判所のカール・バービア判事は4日、2010年4月に起きたメキシコ湾原油流出事故で、英石油大手BPBP.Lに「重過失」があったと認定した。水質浄化法に基づくこの民事訴訟で、BPが今後180億ドル近くの制裁金を科せられる可能性が出てきた。

これに対してBPは、判決を不服として異議を申し立てる方針を表明した。

水質浄化法違反の制裁金は、ただの「過失」なら流出原油1バレル当たり1100ドルだが、「重過失」では4300ドルが適用される可能性がある。バービア判事は昨年審理を開始し、まだ事故における原油流出量と被告企業に対する制裁金の割り当て額を決定していないものの、今回の訴訟対象となったBPとトランスオーシャンRIG.N、ハリバートンHAL.N3社のうち、大半の責任はBPに帰せられるとの見解を示した。

かつて米司法省の環境犯罪部門責任者を務め、現在はミシガン大学教授(法学)のデービッド・アルマン氏は、バービア判事の判決はBPが負担する制裁金を「劇的に増大させる」と述べた。

ロイターが以前行った計算では、BPが重過失の認定を受けた場合、最悪で176億ドルの支払いを命じられる可能性が示された。

BPは既に流出事故関連費用として420億ドル強を計上。ただ、これ以外に水質浄化法違反の制裁金支払いに向けて準備しているのは35億ドルにすぎない。

バービア判事は来年1月に予定される次回の口頭弁論の後で、BPに科す具体的な制裁金を決める見通しで、訴訟決着にはなお相当の時間がかかりそうだ。

BPは刑事上の責任に関しては、12年に米政府と45億ドルを支払うことで和解に達している。

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