[ロンドン 2日 ロイター] - 英エネルギー大手BPが発表した2020年第4・四半期決算は純利益が前年同期比で急減し、アナリストの予想も下回った。新型コロナウイルスの流行でエネルギー需要が低調だったほか、トレーディングも振るわなかった。
純利益に相当するアンダーライイング・リプレースメント・コスト利益は1億1500万ドル。BPが集計したアナリスト予想の3億6000万ドルを下回った。
第3・四半期は8600万ドルの黒字、前年同期は26億ドルの黒字だった。
2020年通年では57億ドルの赤字となった。赤字は10年ぶり。長期のエネルギー価格を大幅に引き下げ、石油・ガス関連資産で65億ドルの減損損失を計上したことが響いた。
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