October 31, 2018 / 11:11 PM / 18 days ago

ブラジル中銀が金利据え置き、大統領選受け通貨安懸念が後退

 10月31日、ブラジル中央銀行(写真)は政策金利を過去最低の6.50%に据え置いた。2017年5月撮影(2018年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[ブラジリア 31日 ロイター] - ブラジル中央銀行は31日、政策金利を過去最低の6.50%に据え置いた。据え置きは5会合連続。ロイターがまとめたアナリスト予想では、42人中40人が据え置きを予想していた。

中銀は声明で、インフレ率が上振れるリスクの方が下振れリスクよりも依然大きいとの認識を示した。ただ、10月のブラジル大統領選の1回目投票直前に行われた前回会合時と比較して、インフレ率の上振れリスクと下振れリスクのバランスは変化した。

投資家は、次期大統領のボルソナロ氏と、新政権の経済担当閣僚に指名されているパウロ・ゲジス氏が財政改革を推し進め、赤字を縮小すると期待している。こうした期待を背景に通貨レアルは約5カ月ぶり水準を維持している。

通貨高による輸入品価格の下落が見込まれ、今後の物価上昇は緩やかになる見通し。総合インフレ率は4.5%を記録し、今年の目標レンジ中央値を突破している。ただ、コアインフレ率は景気低迷により引き続き抑制されている。

ロイター調査では、エコノミストはボルソナロ氏の勝利を受け、利上げ時期の予想を据え置いたか、もしくは従来よりも先延ばしした。一部のエコノミストは、2020年になって初めて中銀が最初の利上げに動くと予想している。

エコノミストの見通しは2カ月前と大きく変化している。2カ月前は、ドルの全面高を背景にレアルは過去最安値近辺で推移していた。

ただ中銀は、今後の金融政策運営やリスクバランスにおけるインフレ見通しが悪化した場合、金融刺激策を段階的に解除し始めるとの方針を依然示している。

中銀の今後の政策運営は、ボルソナロ氏の財政改革が議会の支持を得れるかどうかに大きく左右されることになる。

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