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ブラジル中銀、政策運営で環境問題をさらに重視へ

[ブラジリア 8日 ロイター] - ブラジル中央銀行は8日、政策運営や銀行の健全性審査(ストレステスト)などで環境問題をさらに重視していく方針を示した。オンライン会見で明らかにした。

中銀とブラジル経済の双方にとって環境問題の重要性が増していると説明している。

中銀のカンポス・ネト総裁は「サステナビリティー(持続可能性)は生産性を抑制するという迷信の誤りを示していきたい。持続可能性はむしろ、生産性と(経済)成長を刺激する」と述べた。

巨額の資金を運用する海外の投資会社は、アマゾン熱帯雨林の環境破壊問題で進展が見られなければ、ブラジルから投資を引き揚げると警告している。

総裁は、ブラジルへの資金流入状況を注視していると発言。環境問題への取り組みが不足しているとの見方が浮上した場合、資金流入に悪影響が出かねないと述べた。

総裁は「中銀がこの問題を懸念していること、この問題が中銀の任務に関係していることを投資家に示したい」と述べた。

中銀は、金融機関を対象に定期的に実施しているストレステストで「社会・環境」リスクや「気候」リスクを重視する方針。ストレステストの結果が悪かった金融機関は、環境リスクへの対応で資本増強を求められるという。

中銀は、外貨準備の運用でも「社会・環境変数」を考慮することができないか検討を進める方針。金融機関に対し「持続可能な流動性」の与信枠を設定することも検討するという。

農村部の企業や高い環境基準を満たしている事業について、与信限度を最大20%引き上げる可能性もある。

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