March 29, 2019 / 1:02 AM / 3 months ago

ブラジル中銀、2019年の経済成長見通しを2%に下方修正 輸出減で

 3月28日、ブラジル中央銀行は公表した四半期インフレ報告で、2019年の国内総生産(GDP)成長率見通しを2.0%とし、昨年12月時予想の2.4%から引き下げた。写真はブラジリアの同行本店前で2017年5月に撮影(2019年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[ブラジリア 28日 ロイター] - ブラジル中央銀行は28日公表した四半期インフレ報告で、2019年の国内総生産(GDP)成長率見通しを2.0%とし、昨年12月時予想の2.4%から引き下げた。輸出減少と内需の伸び鈍化が理由。

政府も前週、見通しを2.4%から下方修正し2.2%としたが、これよりも低い数字となった。

中銀は19年のインフレ率を3.9%と予想。財政赤字の見通しは、当初の356億ドルから引き下げ308億ドルとした。貿易黒字は当初予想の380億ドルから小幅な上方修正を行い、400億ドルと予想した。

報告書の中身は、26日に公表された前回政策会合(3月19―20日)の議事要旨にほぼ沿ったものとなった。中銀はこの会合で、政策金利を予想通り過去最低の6.5%に据え置いた一方、最近発表されている経済指標が予想を下回っていることに言及。インフレリスクはもはや上向きではないとの認識を示した。

米ゴールドマン・サックスのアルベルト・ラモス氏は28日のリポートで「インフレ環境は引き続き非常に安定している」とし、ブラジルの「大幅なデフレギャップ、労働市場における需給の大幅な緩み(スラック)、十分に固定されたインフレ見通しと、抑制された短期的なGDP成長見通し」について強調した。

中銀は、19年の輸出増加率を3.9%と予想し、当初の5.7%から引き下げた。この結果、貿易により今年の経済成長率は0.2%ポイント押し下げられる見通し。

同国経済の主要な成長要因である国内需要は「若干の鈍化」の兆候があるとしており、家計消費の見通しを2.5%増から下方修正し2.2%増とした。

中銀のロベルト・カンポス・ネト総裁は、就任後初の会見で、最近ボラティリティーと不透明感が急速に拡大していると指摘した。ただ、現在の世界的な経済鈍化は、世界的な流動性を脅かすほど深刻ではないとの見方を示した。

政府は向こう10年間で歳出を大幅削減する年金改革法案を、5月末までに議会で採決にかけることを目標としている。総裁はこの法案が承認されると確信しているとしたが、最近の政治環境は悪化しており、市場の楽観論も後退していると認めた。

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