September 19, 2018 / 11:19 PM / a month ago

ブラジル中銀、金利据え置き インフレ見通し悪化なら引き上げも

[ブラジリア 19日 ロイター] - ブラジル中央銀行は19日、予想通り政策金利を過去最低の6.50%に据え置いた。ただ、今後インフレ期待が高まった場合、「段階的に」引き上げる可能性があるとした。

 9月19日、ブラジル中央銀行は、予想通り政策金利を過去最低の6.50%に据え置いた。写真はブラジリアで昨年5月撮影(2018年 ロイター/Ueslei Marcelino)

金利据え置きは4会合連続。ロイターが実施したエコノミスト調査ではアナリスト40人中39人が据え置きを予想していた。

中銀は声明で「金融政策運営に関わる期間のインフレ見通しやそのリスクバランスが悪化した場合、刺激は段階的に取り除かれる」とした。

中銀はこれまで数カ月にわたり、不透明感の高まりを背景に将来の金利の道筋について手掛かりを与えるのを控えてきたことから、今回の示唆はコミュニケーションの大きな転換となる。

新興国資産への売りに加え、10月のブラジル大統領選の勝者が歳出削減や財政赤字の縮小を実現できない可能性があるとの懸念が通貨レアルBRBYの重しとなっており、輸入価格の上昇やより広範なインフレにつながる恐れがある。

中銀は19日、通貨変動に対しては他の物価やインフレ期待に影響が生じた場合にのみ対応するとの立場をあらためて示した。

金利と為替レートを一定と想定した場合、2018年末のインフレ率は4.4%、19年は4.5%と予想した。

仮に通貨レアルが上昇し、今後2年金利が中銀の週間エコノミスト調査での予想通りに上昇すれば、18年のインフレ率は4.1%、19年は4.0%と見込まれる。

中銀は声明で、インフレの上振れと下振れ双方のリスクがあると指摘。景気回復がさほど進まなければ、物価への重しになる。一方で、構造改革への失望感が高まれば通貨が圧迫され、物価上昇を加速させる可能性があり、新興国市場の見通しが一段と悪化すれば、その可能性が特に高まると説明。物価上昇のリスクの方が高まったと指摘した。

*内容を追加しました。

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