March 4, 2020 / 4:21 PM / a month ago

ブラジル19年GDP1.1%増、3年ぶり弱い伸び 年初も弱さ継続

[ブラジリア 4日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が4日発表した2019年国内総生産(GDP)は前年比1.1%増と3年ぶりの弱い伸びにとどまった。15─16年の景気後退からの持ち直しは弱い状態が続いているもようだ。

第4・四半期GDPは前期比0.5%増と、第3・四半期の0.6%増から減速し、20年が緩慢な勢いで始まったことを示唆した。新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に影を落とす前から既に景気に勢いはなかったようだ。

景気見通しが急速に悪化する中、民間のエコノミストは20年の成長見通しを2%を下回る水準まで引き下げており、ボルソナロ大統領のほか、国内の経済政策を担うゲジス経済相にとって圧力が高まりそうだ。

バンコ・ファトール(サンパウロ)の首席エコノミスト、ホセ・フランシスコ・ゴンサルブス氏は「最も重要な留意点は、ブラジルが『1%以上2%未満の経済』であることだ。3年間経済改革を行った結果、効果が表れていない」と指摘。「新型ウイルスの前から複雑な状況だったとの見方を後押しする内容だ。設備投資の落ち込みの度合いは懸念材料。非常に悪い兆しで、個人消費の減速も不安材料」と語った。

第4・四半期の主な押し上げ要因は、0.2%増加の鉱工業生産と0.6%増加のサービス。貿易も押し上げ要因だった。輸出が2.6%増加する一方で輸入が3.2%減少した。政府支出は0.4%増だった。一方、最大の押し下げ要因は3.3%減少した設備投資。3年ぶりの大幅な落ち込みだった。農業は0.4%減だった。個人消費は0.5%増と、前期の0.7%増から減速した。

17年と18年はともに1.3%増だった。19年末の景気の弱さが20年初めに持ち越された上、新型ウイルスの感染拡大による打撃が合わさり20年の見通しは悪化した。

ただ政府は、ブラジル経済が正しい方向に進んでいるとしており、経済改革を推し進めることで長期的には持続可能な形で成長するとの見方を示している。

経済政策長官のアドルフォ・サクシダ氏は4日、政府が11日に20年の成長率見通しを引き下げるとした上で、2%を下回ることはないと語った。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below