[ブラジリア 16日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領は16日、中央銀行のカンポス・ネト総裁について、インフレのほか、経済成長や雇用に対応するという任務を遂行してもらいたいと述べた。高金利を巡る政府との姿勢の違いが改めて浮き彫りとなった。
ルラ氏はCNNブラジルとのインタビューで、需要けん引型のインフレ下では利上げは重要だが、ブラジルはこのケースに当たらないとの考えを示した。
中銀については、独立した中銀が前向きなものをもたらしているなら問題ないとし、独立性に関して「懸念していない」と述べた。
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