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訂正:ブラジル前大統領の身柄一時拘束、収賄や資金洗浄の疑いで聴取

 3月4日、ブラジル連邦警察は収賄と資金洗浄をめぐる捜査で、ルラ前大統領の身柄を一時拘束し事情聴取した。写真は昨年12月の会見時に撮影。(2016年 ロイター/Ricardo Moraes)

[サンパウロ/ブラジリア 4日 ロイター] - ブラジル連邦警察は4日、収賄と資金洗浄(マネーロンダリング)をめぐる捜査で、ルラ前大統領の身柄を一時拘束し事情聴取した。警察は違法な金は与党・労働党に流れたとみている。

警察当局は、ルラ氏がブラジルの国営石油会社ペトロブラスPETR4.SAから、金銭や高級な不動産など違法な利益供与を受けていた証拠があるとしている。当局は「ルラ前大統領は党首であっただけでなく、ペトロブラスの重役任命の最終的な責任者でもあり、汚職の恩恵を受けた主な人物だ」とする声明を出した。

事情聴取は約3時間で終わり、その後ルラ氏は釈放された。

ルラ氏の広報担当者は、コメント要請にすぐには応えなかった。ルラ氏が設立した財団は「法規範やブラジル社会への攻撃だ」とする声明を発表した。同財団はルラ氏による不正行為を否定してきており、今回の拘束は「恣意的で違法、不当だ」と訴えている。

ルラ氏の身柄が拘束されたことで、同氏の後継者であるルセフ大統領率いる現政権が打撃を受ける恐れがある。ルセフ大統領は弾劾を回避しようとしているほか、何十年ぶりとなる深刻な経済低迷に直面している。ルセフ氏も不正行為を繰り返し否定している。

労働党のトップはルラ前大統領(訂正)の擁護に回った。ロゼット雇用労働相は拘束が「司法ではなく暴力だ」とする声明を出した。

*最終段落の「ルセフ前大統領」を「ルラ前大統領」に訂正します。

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