August 27, 2019 / 11:26 PM / a month ago

ブラジル中銀、レアル安抑制へドル売り介入 28日も継続

[ブラジリア/サンパウロ 27日 ロイター] - ブラジル中央銀行は27日、通貨レアルが対ドルで約1年ぶりの安値に下落し、過去最安値が視野に入ったことを受け、外国為替スポット市場で異例のドル売り介入を行った。

同中銀はスポット市場で、他の手段やレポ取引を利用せずにドル売りを実施。こうした介入は10年ぶり。

中銀はその後、スポット市場で28日に最大15億ドルのドル売り介入を実施する計画を明らかにした。ただこれはレポ取引に関連するドル売りとなる。このほか、28日には通常のスワップ入札に関連した5億5000万ドルのドル売りも実施される。

市場筋は、27日の介入について、中銀がこれまでに発表していた日々の外国為替管理の変更を上回ったとし、全面的に外貨準備を活用したドル売りだったと指摘した。

中銀は最低1ドル=4.1250レアルで、少なくとも100万ドルを売り出した。

市場筋は、正確な売却の規模は不明だが、中銀が来週公表する外貨フローの週間データで明白になるだろうと指摘した。

中銀の発表を受けてレアルは1ドル=4.1340レアルと、11カ月ぶりの安値(4.1940レアル)から反発した。レアルは11カ月ぶり安値に下落したことで、同国が深刻なリセッション(景気後退)に直面していた2015年9月に付けた過去最安値の約4.25レアルが視野に入っていた。

27日終値は1ドル=4.1581レアルと前日比ほぼ変わらずとなった。中銀がレアルの売り圧力を緩和したいのであれば、再度、より積極的な行動を取る必要があるとみられる。

サンパウロのファンドマネジャーは、中銀の介入について「サプライズだった。(総裁は)今朝、レアルの動きは他の新興国通貨と比べて異常ではないと述べたばかりだった」と指摘。「さらに、介入は流動性が低いランチタイムに行われた。中銀は『予測可能ではない』とのメッセージを送っているようだ」と語った。

ブラジル中銀のロベルト・カンポス・ネト総裁は27日、上院の委員会での証言で、レアルの最近の動きは通常のレンジに「十分収まっている」とし、流動性が枯渇すれば為替市場に介入すると述べていた。

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