June 17, 2016 / 12:41 AM / 4 years ago

ブラジル観光相が辞任 テメル暫定政権閣僚で3人目

6月16日、ブラジルのアルベス観光相(写真)は、2カ月弱後に迫ったリオデジャネイロ五輪の開幕を前に辞任した。テメル大統領代行の暫定政権発足からわずか1カ月で3人目の閣僚辞任となる。昨年12月撮影(2016年 ロイター/UESLEI MARCELINO)

[ブラジリア 16日 ロイター] - ブラジルのアルベス観光相は16日、2カ月弱後に迫ったリオデジャネイロ五輪の開幕を前に辞任した。国営石油会社ペトロブラスを巡る大掛かりな汚職捜査に絡み、テメル大統領代行の暫定政権発足からわずか1カ月で3人目の閣僚辞任となる。

ペトロブラスの元幹部が司法取引の証言で、テメル氏と複数の側近の汚職スキャンダルへの関与を指摘したことがきっかけ。アルベス氏はこの証言で名前の挙がった20人あまりの政府高官の1人だ。

テメル氏は根拠のない嘘だと一蹴したが、最近の一連の閣僚辞任にはペトロブラスに対する全面的な捜査に付随するリスクを浮き彫りにした。汚職捜査によってブラジルの政治は混乱状態に陥り、過去数十年で最悪の景気後退は深刻化している。

テメル氏の所属するブラジル民主運動党(PMDB)の元上院議員で、ペトロブラスの海運部門のトップを10年以上務めたセルジオ・マシャド氏は、司法取引で友人や協力者の汚職疑惑への関与を証言した。

それによると、アルベス氏は155万レアル(45万ドル)の選挙資金の提供を働き掛けた。献金は合法的に行われたが、結果的にはペトロブラスとの契約金からリベートとして提供されたという。

アルベス氏は申し立てを否定した上で、15日夜ツイッターで陣営への献金は正規のルートを通じて行われ、選挙管理当局にも申告したと弁明した。

同氏は16日、テメル氏宛ての書簡を記者に公表。「政府に恥ずかしい思いや、困難を生じさせたくない」として、自身を弁護するために辞任したと理由を説明した。

テメル氏も同日国民向けの演説で、汚職の申し立ては真実味を欠いており無謀だと一蹴した上で、政府は経済再生に向けた財政改革から目をそらすことはないと公約した。

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