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ブラジル、閣僚を大幅刷新 コロナ対応批判受け態勢立て直し図る

[ブラジリア/サンパウロ 29日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ大統領は29日、閣僚3人と閣僚級の高官3人の交代を発表した。新型コロナウイルス対応のまずさに国民が不満を募らせ、態勢の立て直しを迫られる中、就任以降で最も大規模な閣僚の入れ替えを行った。

外相、国防相、法務・公安相を交代させた。対中強硬派のアラウージョ外相を巡っては、中国と米国から追加的に新型コロナウイルスワクチンを確保できなかったことで批判が高まっていた。

アゼベド国防相は何の前触れもない辞任となった。同氏は声明で「任期中に軍の国家機関としての地位を維持した」とし、「使命を達成したと確信している」と述べた。ボルソナロ氏は軍関係者を政権に多数登用してきた。

国防相の後任には大統領首席補佐官を務めるウォルター・スーザ・ブラガ・ネット元陸軍大将を任命。外相の後任にはボルソナロ氏に近い外交官のカルロス・アウベルト・フランコ・フランサ氏を任命した。

首席補佐官の後任は同じく元陸軍大将のルイス・エドゥアルド・ラモス大統領府秘書室長官(閣僚級)が就き、秘書室長官にはフラビア・アルーダ議員が任命された。アンドレ・メンドンサ法務・公安相は連邦総弁護長官に転じ、法務・公安相には連邦警察の高官、アンダーソン・グスタボ・トレス氏が就く。

大統領首席補佐官を国防相に、自身の家族に近い警察高官を法務相に充てることで求心力向上につなげたい考え。ダルマ・ポリティカル・リスク・アンド・ストラテジー(ブラジリア)の創設者、クレマル・デ・ソウザ氏は「ボルソナロ氏には非常に大きな圧力がかかっていた」ため地位の立て直しを図ったと指摘。国防相の交代は全く予想外で、多くの混乱をもたらしたと述べた。

*内容を追加しました。

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