January 25, 2018 / 3:52 AM / 24 days ago

ルラ元ブラジル大統領の有罪判決、控訴裁が支持 次期選挙出馬困難か

[ポルト・アレグレ(ブラジル) 24日 ロイター] - ブラジル南部ポルト・アレグレの控訴裁判所は24日、収賄と資金洗浄(マネーロンダリング)の罪に問われたルラ元大統領(72)を有罪とした一審の判断を支持する判決を言い渡した。判事3人全員が有罪判決を支持した。

判事が全員一致の判断を下したことで、ルラ氏が上級裁判所に上訴する選択肢は狭まり、10月7日の大統領選に出馬できなくなる公算が大きくなった。ブラジルの法律では、一審の有罪判決が控訴裁で支持されれば出馬資格を失う。

ルラ氏は2003━10年の在任期間中、政府契約の獲得を目指したエンジニアリング企業から賄賂を受け取ったとして昨年、有罪判決を言い渡されていた。控訴裁判所は禁錮の期間を一審から2年半追加し、12年に延長した。

世論調査会社Datafolhaによると、ブラジルの次期大統領選に関する世論調査で有権者の36%がルラ氏を支持すると回答しており、同氏の不出馬はブラジルの政局見通しを大きく変えることになる。

ただルラ氏にはまだ選択肢が残っている。大統領選への立候補を巡っては選挙裁判所が最終的な判断を下す必要があり、その判断は候補者の登録後に行われる。

    ポルト・アレグレの控訴裁の判決を受け、ルラ氏は最終判決を遅らせるため、より上級の控訴裁や最高裁に控訴することができる。大統領選の立候補の登録期限となる8月15日までに届け出を行えるよう、時間の確保を目指す可能性がある。

    ルラ氏はサンパウロで行われた集会で、今回の判決を「うそ」だとして非難し、引き続き無実を訴えた。

    ブラジル株式市場のボベスパ指数.BVSPは判決発表を受け、取引時間中の最高値を付けた。ルラ氏が今年の大統領選に出馬しなければ、緊縮策を継続する市場寄りの候補者に道が開けるとの期待が背景。

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