June 1, 2018 / 9:35 AM / 3 months ago

ブラジル、労働者スト収束 経済正常化に向かう兆し

[リオデジャネイロ/サンパウロ 31日 ロイター] - ブラジルで31日、労働者の大規模なストライキがほぼ収束し、経済活動が正常化に向かう兆しが出てきた。

 5月31日、ブラジルで労働者の大規模なストライキがほぼ収束し、経済活動が正常化に向かう兆しが出てきた。写真はカノアスで30日撮影(2018年 ロイター/Diego Vara)

ディーゼル燃料価格高騰を受けてストを行っていたトラック運転手は11日間にわたってさまざま経済セクターの動きを止めていたが、当局者によると、すべての道路封鎖は解除され、ごく一部の運転手が抗議を続けているだけだという。

一方、石油業界最大労組FUPは、30日に始めた72時間の時限ストを中止するよう組合員に勧告した。裁判所がストを続行すればFUPが処罰されるとの判断を示したためだ。

ブラジル国家石油庁のディレクター、アウレリオ・アマラル氏はロイターに、道路封鎖によって数週間不足していたガソリンは、70%の地域で日頃の水準に戻ったと述べた。

中南米最大の港であるサントスも機能し始めている。ただ海運会社の話では、通常稼働とはまだ程遠い状態。この会社の幹部は、ブラジルの輸出は数量面で今後数週間、深刻な影響が残ると予想した。

ブラジル最大の都市サンパウロのガソリンスタンドにはなお長蛇の列ができている。スーパーマーケットへの商品配達は元に戻りつつあるとはいえ、一部の地域ではまだ価格が高い。

スト終結は、1980年代の民政復活以降で最低の支持率にあえぐテメル政権にとっては数少ない朗報だ。

国営石油会社ペトロブラス(PETR4.SA)にも一安心の事態。同社は、最近導入した市場動向に基づいた燃料価格決定などの撤回を求める労働者や一部政治家と、そうした方針転換を懸念する投資家の不安を背景とした株価急落の板挟みに苦しんでいた。

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