February 4, 2019 / 3:15 AM / 15 days ago

英企業のリスク選好度、景気後退時の水準まで低下=デロイト

 2月4日、大手会計事務所デロイトが公表した調査によると、英大手企業の財務面でのリスク選好度は約10年ぶりの水準まで低下した。写真はイギリスのシプリーにある精密工学企業の工場で昨年5月撮影(2019年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 4日 ロイター] - 大手会計事務所デロイトが4日公表した調査によると、英大手企業の財務面でのリスク選好度は約10年ぶりの水準まで低下した。「最も強硬なブレグジット(英の欧州連合離脱)」や米国の保護主義強化への懸念が背景にある。

デロイトの首席エコノミスト、イアン・スチュワート氏は「企業は最も強硬なブレグジットに身構えている。リスク選好度は景気後退時の水準にあり、コスト管理を徹底させている」と指摘した。

調査は1月8─24日に英大手企業と大手外国企業の英子会社の最高財務責任者(CFO)を対象に実施。対象企業110社のうち78%は、ブレグジットが英経済に長期的な悪影響を及ぼすと予想した一方、経済が改善すると回答した企業は10%にとどまった。

バランスシート上でより多くのリスクを取るのに適した時期だと答えたCFOは全体の10%未満と、9年超ぶりの低水準だった。

企業が最大のリスクに挙げたのはブレグジットで、米保護主義に起因する貿易戦争と英国内の広範な需要の弱さがこれに続いた。

同日公表されたイングランド・ウェールズ勅許会計士協会(ICAEW)の調査でも企業の景況感の低下が示され、第1・四半期の経済成長率見通しが2012年以来の低水準である0.1%であることが示された。

ICAEWは10月22日─1月18日に会計士1000人を対象に調査を実施した。

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